抜け毛予防、対策を専門にしているクリニックには最近、20代の若い方が多く訪れるようになったと言います。仕事上のストレスやパーマ、カラーリングのやりすぎ、そして不規則な生活などが重なり、抜け毛が増えた人が急増しているようです。また、遺伝的に将来薄毛になる確率が高いからと、早い内から抜け毛予防対策を行うために、病院を訪れる人も少なくないようです。
シャンプーをした後やブラッシングをした後、ごっそりと毛が抜けているのを見て不安になったことはありませんか?特に髪の長い女性の方は、少ない本数でも物理的に多く見えて一層心配になるものです。しかし、人間の頭部には、個人差はあっても平均的に10万本の髪の毛が生えていると言われています。そしてそのうち、一日に抜けるのが100本以内であれば、正常とされています。ブラシに4〜5本の毛が付着していたからといって、深刻に考えすぎないようにしましょう。
自分の抜け毛が自然なものなのか、病的なもので抜け毛予防をしなければいけないものなのかは、抜け落ちた髪の毛を見ることである程度判別できます。毛根部が左右対称のラグビーボールのような形をしている場合は、毛髪のサイクルによって自然に抜けた毛なので心配は要りません。左右の形が非対称である、毛根の先が萎縮している、抜けた毛の先端が先細りして、ヘアカットの後が見られない場合は抜け毛予防に対する注意が必要です。
抜けた毛の毛根や先端を見て、異常な形状をしている毛が何本か見つかったからといって、すぐに体に異常が起きていると考え抜け毛予防に躍起になるのは早すぎます。一日に抜け落ちる毛のうち、正常に寿命を全うした抜け毛の量が全体の80%以上であれば、薬の副作用など、よほどのことがない限り、病的な脱毛が起きたり毛が薄くなったりする心配はいりません。
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